ショパンコンクール・ガラコンサート 2011 (オーチャードホール)

「ショパンコンクール・ガラコンサート」

2011/1/22 渋谷オーチャードホール

 

ショパンコンクール入賞者ガラコンサートに行ってきました♪

前から2列目、ピアノのど真ん前だったので、

弾いている手を下から見るのはなかなか面白かったです♪


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【演奏】

指揮:アントニ・ヴィット

ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団

 

【ピアノ&プログラム】

 

ダニール・トリフォノフ(第3位) 19歳・ロシア マズルカ賞

ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11

アンコール「ラフマニアーナ」(自作)

ピアノ/FAZIOLI

 

まだあどけなくて、緊張気味というか、発表会みたいな雰囲気。

弾き始めたら、何あの軟体動物のような動き(@_@)

これから日本でも人気が出そう。

アンコール曲はロシア風超絶技巧曲で絶品でした。

こういう曲調の方が向いているのかも。

 

—–(休憩)——-

フランソワ・デュモン(第5位)   25歳・フランス

即興曲第1番 変イ長調 作品29

スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39

アンコール「黒鍵」

以下、ピアノ/STEINWAY&SONS

 

一転して軽やかな演奏。おフランスぽい~

サロンでお茶を飲みながら聴くような感じ♪

安心して聴ける。でも、盛り上がってなかった。カワイソ(>_<)

ドビュッシーが良かったというので、アンコールにやって欲しかった。

 

 

インゴルフ・ヴンダー(第2位)  25歳・オーストリア

幻想ポロネーズ賞(新設)、コンチェルト賞

ポロネーズ 第7番「幻想」 変イ長調 作品61

アンコール モーツァルト=ヴォロドス編曲「トルコ行進曲」

 

映画「アマデウス」の主役に似ていた(^o^)

音色は丹精で、正統派という印象を受けた。

受賞曲だったせいもあって、良かった♪

 

アンコールはおなじみのトルコ行進曲だけれど、

ロシア風超絶技巧。

左右腕をクロスさせて、逆のメロディを弾いていた。

これはかなり盛り上がった(σ゚∀゚)σ

なかなかのエンターテイナーぶりだった。

本人も、退場しながらガッツポーズ(^^♪

 

 

ルーカス・ゲニューシャス(第2位)  20歳・ロシア/リトアニア

ポロネーズ賞

ポロネーズ第5番 嬰へ短調 作品44

12の練習曲 作品10  第2番 イ短調

12の練習曲 作品25 第4番 イ短調、第11番 「木枯」イ短調

アンコール ワルツ4番

 

とにかく音が大きくて、ど迫力。

格闘技の試合を見ているような気分。

客はポカーンで、自分の世界に没頭みたいな。

でも、引き込まれていく感じ。

エチュードってこんな風にもなるんだと驚き。

終わるまで表情一つ変えないのが印象的だった。

クールな人なのかな。

 

—–(休憩)——-

 

ユリアンナ・アヴデーエワ(第1位)  25歳・ロシア ソナタ賞

ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11

アンコール ワルツ5番

 

以前見たときと同じく、やっぱり、燕尾服で登場。

1位を取ったからなのか、もともとなのか、25歳にしては堂々たる貫禄。

オケとの呼吸もピッタリだった。

 

1曲目とは別の曲かと思うくらい、引き込まれた。

個性的と聞いていたけれど、個性は特に感じなくて、

すごく考え抜いて完成させた曲を弾いているという感じで、

頭が良くて集中力が高い人なのかなぁと思った。

 

アンコールの方はいまいちだったけど、トータルではやっぱり一番良かった!

 

同じ作曲家の曲でも、通して聴くと、それぞれ個性的で面白かったです。

3時間半は長かったけど、コンクールの再現のようで、

こういう演奏会は飽きないですね♪


>>ユリアンナ・アヴデーエワの公演情報を見る
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