ザルツブルク音楽祭への1人旅
1日目は、成田空港出発 ドバイ経由 ウィーン行までの記録です。
ウィーン行の格安航空券、現地通貨への両替の必要性、
ドバイ空港内でのトランジットの過ごし方、飲食店情報、
エミレーツ航空の機内や機内食についてご紹介します。
最終更新日:2017/2/9 訪問日:2010/8/16
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【1日目 2010年8月16日 21:40 成田発ドバイ行】
ウィーンへはドバイ経由のエミレーツ航空を利用しました。
当時は格安だったからということと、
少しだけでも当時流行のドバイの雰囲気を見てみたかったからです。
◆エミレーツ航空の格安チケットの値段
出発したのは夏休みのお盆真っ最中の超ピークシーズンです。
購入したのが1か月を切っていたので早割は効きませんでした。
当時はウィーンまでオーストリア航空の直行便が22万円前後、
JAL、ANAもほぼ同価格かプラス1万円前後、
ドバイ経由の格安航空券は成田⇔ウィーンが116,000円(諸税込)でした。
これだけ価格差があれば、トランジットの時間が多少あったとしても安い方で即決です^^
*2017年2月現在、オーストリア航空が日本から撤退したため、ウィーン行の直行便はなくなりました。
でも、最近はエミレーツの人気が急騰してしまい、
現在は、早割で買わない限り、シーズンオフでも16万円~、
ピークシーズンは20万円前後になっているようです。
直行便と以前ほど変わらないですね。
*早割で購入すれば8万円台からあります。
◆空港では現地の通貨に両替しておくべきか?
結論から申し上げると不要だと思います。
現地の空港に着いたら、銀行のATMで2~3日分必要な金額をクレジットカードでキャッシング(借入)すれ手数料はほとんどかかりません。
また、帰国後すぐにカード会社に返済すれば、数日から数週間程度の利子だけで済むからです。
よほどの田舎でもない限り、銀行のATMは駅や観光名所の周辺にあるはずです。
◆エミレーツ航空 搭乗からドバイ到着まで
エミレーツ航空ドバイ行便は原則として成田第2TA発着です。
*コードシェア便の場合にはTAが異なりますのでご注意ください。
成田空港エミレーツのカウンター前
夜の出発便だったからか、出張風のサラリーマンも多かったです。
段ボール箱を何箱も持ち込んでいる家族がいました。駐在の方かな。
成田→ドバイまでの飛行時間は11時間。東京都の時差はマイナス5時間。
11時間もあると、ヨーロッパの北側ならば直行便でも着いてしまいそうな時間ですが、
夜便だと眠れるので、11時間は意外と早かったです。
機内での記憶はあまりないのですが(笑)、
消灯すると天井がプラネタリウムみたいになってました。
エミレーツがなぜそんなに人気なのか?
最後に国外便の乗ったのが2年前のANAのホノルル行だったのですが、
ANAと比べて取りたてて何か特徴があったかな?と振り返ると、
座席ごとに液晶画面があって、映画のオンデマンドが豊富なこと
(最新の邦画もありました)、
ゲーム機がついていることくらいでしょうか。
他は特にサービスが良いわけでもなく、食事も普通でした。
往路の機内では、確か、映画の「20世紀少年Ⅲ」を見た覚えがあります。
Ⅲが公開される直前に、テレビでⅠⅡを続けて放映していたのですが、
結局Ⅲは見ることもなく続きが気になっていたのでちょうど良かったです^^
◆ドバイ空港内の様子とトランジットまでの過ごし方
唐突ですが、ドバイ空港のトイレ(笑)
アラブのトイレはどこか違うのかなと思いましたが、
ウォシュレットがない以外は普通ですね^^
日本よりも便座が高い位置にあるので足が少し浮きますが。
ドバイ空港の廊下。
ドバイ空港 エミレーツ航空の発着は第3TAです。
ドバイ空港はとにかく縦に長いです。
トランジットの場合、無料で食事ができるカフェテリアみたいな場所があるのですが、
あまり美味しくないと聞いていたので、
クレジットカード会社(ダイナース)のラウンジに行くつもりでいました。
一応、空港内の地図をコピーして持って行ったのですが、
いざ現地に着いてみると広すぎてどこだかわからず。
案内のお姉さんに聞いても、あっちと指をさすだけ。
これがアラブクオリティ^^
歩けど歩けどそれらしき場所が見当たりませんでした。
で、結局、無料のカフェテリアで食べることに^_^;
カフェテリアは安いビジネスホテルの朝食バイキングのような雰囲気で、
メニューは少なく、ややパサついた食材が多かったような気がします。
特に美味しくはないけれど、お腹を満たすには十分かなという感じです。
他に食事をするところは安い所でしたらカフェのようなお店か、
「HUB」というイギリスのパブがありました。
あとは単品でも2,000円~3,000円くらいする、
やや高級感のあるレストランが多かったと思います。
*現在は、マクドナルドやバーガーキングもあります。
ドバイ空港でのトランジットは6時間あるのですが、
色んなジャンルのお店がたくさんあるので、
1時間くらいは余裕で時間を潰せると思います。
特に女性の場合、化粧品が多いですから。
ウィーン空港はそれほど品ぞろえが良くないですし。
後は、家電製品、欧米のアパレルブランド、スワロフスキー製品、金製品、アラブの民芸品、ディスカウントショップのようないろんな国のお菓子やチープコスメが売っているお店がありました。
往きに荷物を増やしても仕方ないし、あまり買うものもなかったですが^^
ブランド物は日本国内の定価よりも安いですが、
本国よりも3割程度高かったように記憶しています。
空港内は無料のwifiが通っているので、
そこらじゅうにあるソファに腰かけて、ネットをやっていたら、
意外と時間を潰すことができました。
ソファでガッツリ寝ている人はいませんでしたが、
広々とした空港なので少し離れた場所ならばあまり人もおらず、
ちょっと横になるくらいならばそれほど目立たないかなと思います。
防犯対策はしておいた方が良いですが。
利用したのは8月中旬の真夏でしたので、ドバイはさぞかし熱いのかなぁと思いきや、
空港内はクーラーがガンガンで、体感温度23℃くらい。
長袖でないと寒かったです。
暑い地方はクーラーガンガン、寒い地方は暖房が熱すぎることって多いですね。
そして、ウィーン行の機内食はこちら。
鶏肉のグリルにちょっとアラブっぽいスパイシーなソース。
マカロニとインゲンの添え物、サラダ、パン、クラッカー、チーズ、
ムースにチョコレートがかかったデザートでした。
味は美味しくもなく、まずくもないという感じです^^
というわけで、6時間というトランジットでしたが、意外と時間つぶしはできたので、
ちょっと寄ってみたい国があれば経由便も悪くないなと思いました。
⇒2日目「ウィーン空港→ウィーン中央駅→ザルツブルク(特急IC)」
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