ザルツブルク音楽祭への旅 2日目夜
1日目は成田空港からドバイ経由でウィーン入りし、2日目はウィーン空港から電車でウィーン中央駅へ移動、更に特急電車でザルツブルク中央駅に到着しました。
事前に外資系のホテル予約サイトでザルツブルク駅からほど近いホテルに予約していたのですが、土地勘もないのに全く知らない別のホテル連行されるというとんだハプニングが・・・。
といろいろありましたが、ここでは、ザルツブルク駅周辺の様子、ザルツブルク市内の交通手段、宿泊したホテルの口コミレポート、ザルツブルク駅前のおススメのホテルをご紹介します。
最終更新日:2017/2/9
訪問日:2010/8/17
[スポンサーリンク]
2010年8月17日 18:29(現地時間)
ウィーン西駅からザルツブルク駅に到着しました。
*現在、ザルツブルク駅に向かう特急電車のハブ駅はウィーン中央駅となっています。
ザルツブルク音楽祭の旅 第2楽章(スケジュール表)はこちら
【ザルツブルク駅周辺の様子】
日本では、8月中旬の午後7時近いともう暗くなっていますが、夏のヨーロッパは、夜9時くらいまで夕方4時頃のように外が明るいので、何だか変な感じです。
こちらは、ザルツブルク駅前のショッピングモールです。
このビルの中に、「SPAR」というスーパーがあります。
2017年2月現在の営業時間は、6:00~23:00までとなっています。
コンビニに毛が生えた程度ではなく、普通のスーパーで、生鮮食料品から生活用品まで揃っていました。私はお惣菜のグリルチキンとカットレタス等を買って来て、ホテルの部屋で食べてました。
カフェもあるので、ランチもできます。
エキナカと駅周辺には、マクドナルド、バーガーキング、ケバブ料理のお店もあります。
写真の「RAMADA」とあるビルは「ラマダホテル ザルツブルクシティセンター」というホテルです。ここは駅から近くていいなぁと最後まで迷っていたホテルですが、価格と条件が合わずにやめました。
でも、裏通りを歩かずに済むし、ショッピングセンターの中で便利なので、駅前周辺では一番お勧めのホテルです。
他のホテルはコロコロ名称が変わっていて経営状態がよくないのかなぁと。
⇒「Ramada_Hotel_Salzburg_City_Centre」トリップアドバイザーで日本人観光客の口コミを見る
夜のザルツブルク駅前。
駅前には市内循環バスと郊外に向かうバスターミナルがあります。
道路が半放射状に延びているので、地図を見ていないとやや道に迷うかもしれません。
すでにお店は閉店しており、駅周辺を歩く人もまばら。
東京近郊の駅前とそれほど雰囲気は変わりません。
駅前にはタクシーがズラッと並んでいるだけで、ホームレスや薬物中毒者は見かけず、治安は悪くなさそうでした。
初日に宿泊を予定していたホテルの前。
駅からスーツケースを押しながら歩くと8分くらいかかりました。
細い裏通りに入り、人通りもなく駅前より少し暗い雰囲気でした。
ただ、駅周辺は表通りを歩くだけならば女性でもそれほど怖さを感じないと思います。
【ザルツブルク駅からホテルまでの移動手段】
ザルツブルク市内はバスでの移動が一番安価です。
タクシーの場合でも、主な観光地まで10分~15分なので、1回あたり1,000円ちょっと見ておけば大丈夫だと思います。
市内のバスは1回乗車券前売りで€1.8です(タバコ店等で購入できます)
当日と翌日にかけて複数回乗車する予定があれば前売り24時間券€3.60がお得です
(自販機でも購入可。当日分の購入や車内購入では若干割高になります)
さらに、観光スポットの入場料が無料になるという「ザルツブルクカード」もあります。
【ザルツブルク1日目のホテル】
そしてここからハプニングが・・・。
私が予約をしたザルツブルクのホテルは、駅の裏通りにある
「ラディソンブルー・コングレスセンターホテルザルツブルク」(当時の名称)です。
(現在は、「ウィンダム・グランド・ザルツブルグ・カンファレンス・センター」という名称に変わっています。)⇒公式サイト
フロントに行って予約のプリントの紙を見せると、
二人の女性従業員がPCの画面を見ながら「あら、困ったわ」という表情をし、
「近くの同じランクのホテルにタクシーで案内するので、そちらに行ってください。」
と理由もなくタクシーに乗せられました。
えぇぇぇぇぇ???ってと思ったのですが、何も言わせないぞ的な雰囲気・・・。
何か言ったところでどうなる感じでもなさそうだったので、
とりあえず言われるままタクシーに乗りました。
「タクシー代は出しますから」と言われ、
「当たり前だろ~帰りも出せ~」と思ったのですが、不意打ちを食らうと言葉が出ないですね^^
タクシーの運転手さんに、
「どこのホテルですか?祝祭大劇場から遠いと困るので、地図で教えて?」と聞くと、
「車で5分くらいだから、近いから大丈夫。」と言われ、
「でも、災難だったね~」と同情されました^^
英語が分かる人で良かった。
実際は、5分どころじゃなく、どんどん郊外に遠ざかって行くような感じでしたが(T_T)
別のホテルに到着すると、元のホテルから連絡を受けていないのか、
タクシーの運転手さんにいろいろ事情を聞いていて、
それで、タクシー代を渡していました。
どうなってんだ・・・・。
運転手さんは、「Good Luck!」と言って帰って行きました。
こういうトラブルがあるから名前(経営者)が変わったのかな・・・。
⇒「Wyndham Grand Salzburg Conference Cente」トリップアドバイザーで日本人観光客の口コミを見る
旅行中、ザルツブルクはDQNが多いの?
アジア人だから舐められているのか、民度低い?と思うことがちょくちょくありました。
当初予定していたホテルは、トリップアドバイザーの口コミで日本人の方が褒めていたので決めたのですが、
帰国してから改めて英語の口コミを読んでいたら、チェックイン時刻よりも遅く着いたのに、掃除が終わらないからと3時間待たされたとか、同じような対応の人が結構いて、
団体客優先で、個人旅行者の扱いはひどいから気を付けて~
と書いてありました。
そういえば、口コミで褒めていた日本人はと思ってみると、
団体ツアーの主催会社の人だったようです^_^;
その4日後に小旅行後に再びザルツブルクに戻り、同じホテルに連泊したのですが、
中国人団体客がバスで押し寄せていたので、やっぱりそうだったのかと。
でも、初日のダメフロントは2人ともいなくなっていて、とても親切でサービス精神旺盛な従業員しかおらず、過去の過ちは帳消しにしました^^
初日宿泊予定だった部屋は1泊12,000円のところ、変更不可という条件で9,500円という金額だったので、値段の割に部屋の造りや設備は良かったです。
【ザルツブルク郊外のホテル WESTERN PLUS Amedia Art Salzbu】
そして、強制連行された別のホテルは、
「Boutiquehotel am Dom」というホテルです(当時の名称)。
(その後見た限り2回ほど名称が変わっており、現在はBEST WESTERN PLUS Amedia Art Salzburgとなっています)。⇒公式サイト
⇒「BEST_WESTERN_PLUS_Amedia_Art_Salzbu」トリップアドバイザーで日本人観光客の口コミを見る
駅から2.8キロ、車で12分の距離 ⇒google map、
ザルツブルク祝祭大劇場まで4キロ、車で15分の距離 ⇒google map にありました。
こちらのホテルは対応もさっきのフロントのねーちゃん二人とは大違いでした。
「アメディア ザルツブルク」の様子です。
こちらが、宿泊した部屋です。
真っ赤だな、オイ、という感じです。
ここはバイパス通りにある郊外の街で、発展途上にある感じの立地でした。周りにはチェーン店がポツリ、民家も少なくやや暗い雰囲気の場所にありましたが、部屋もそんな感じで真っ赤なインテリアなのに少し暗く感じました。
現在は周りにホテルや飲食店も増えたようです。
トイレ (当然ながらウォシュレットタイプではなかったです)。
シャワールーム。
なぜか、オーストリアのホテルの浴室はガラス張りが多かったです^^
カップル以外で泊まる場合、どうするんだろう・・・・。
ベッド。すごく幅の狭いシングルを2つ並べてある感じです^^
寝相が悪いと寝返りして落ちそうな・・・。
ベッドの脇にあるソファーセット。
壁にはアンディ―ウォーホール風のジェームズ・ディーンのポスター。
ホテルの廊下のあちこちに、マリリン・モンロー等アンディ―・ウォーホール風の額が飾ってありました。リトグラフではなくポスターでしょうね。
部屋も赤を基調としていて、やや無理やりにモダンにした感じです。
wifi無料とありましたが、部屋の入り口はOKでも、ちょっと奥に入ると電波が届かなかず、部屋のドアのあたりで使いました。
このホテルは1人で泊まると1泊8,000円前後の価格帯です。2名ならば1人当たり4,000円という計算です。
欧米のホテルは基本的に人数に関わらず一部屋いくらという金額設定になっています。
日本のビジネスホテルに例えると、1人で8,000円ならば朝食バイキングが充実していて温泉付でもないと高いかなと感じますが、2名利用で1人4,000円ならば格安レベルですよね。
2名を基準とすれば、十分なホテルだと思いました。
ただ、土地勘のない場所だったので、ザルツブルク音楽祭の会場に行くのにやや手間取りましたが。
テレビをつけるとポケモンをやっていました・・・。
窓からの眺め(正面)
向かいは小さなショッピングセンターがあり、当時はSPARというオーストリアのスーパーのチェーン店も入っていたようです。
でも、閉まるのが早かったので(19時くらい)、夜は近くのマクドナルドに歩いて行きました。
窓からの眺め(左)
交差点の角に建っているホテルです。
窓からの眺め(右)
奥に見える小高い山のあたりが旧市街地なのだと思います。
【アメディア・ホテルの感想】
部屋の広さや設備は値段相応、サービスは良かったです。
でも、やっぱり立地が一番の問題でした。
はじめから泊るつもりで決めていたならばそれほど悪くはないかなという感じです。
部屋の広さ★★★3.8
設備★★★★4.0
ホテルの雰囲気★★★3.0
清潔感★★★3.5
立地★★2.0
接客サービス★★★★4.3
翌日は、クリスチャン・ツィメルマンのコンサートが祝祭大劇場であるので、
駅前からバスで行く予定だったのですが、
そもそもこのホテルがどこにあるのかも分からず、フロントで地図をもらってきました。
すると、旧市街から西の方に外れた郊外にあって、会場まではバスで10分くらいのところでした。
せっかく駅前だったら分かりやすいと思ってホテルを決めたのに、
到着そうそう、こんなアクシデントがあるとは思いませんでした(T_T)
そしてこのアクシデントは、さらなる大アクシデントの予兆にすぎなかったのでした・・・
【ザルツブルク市内のホテル予約サイト】
>>トリップアドバイザーでザルツブルク市内のホテルを口コミランキング順に見る
>>アップルワールドでザルツブルク市内のホテルを口コミランキング順に見る
【関連記事】
[スポンサーリンク]
☆ヨーロッパの音楽祭ツアー♪国内コンサート鑑賞・クラシックチケット情報・クラシック&グルメ「ヨーロッパ音楽の旅.com」☆